Doom Emacs入れたメモ
はじめに
久しぶりにブログを書きます。 前まで、ブログを書くのにいろいろ気にしてしまって書けない状態だったのですが、これからはもう少し肩の力を抜いてメモ感覚で書いていこうと思います。
さて、最近はLisp言語にハマっています。 Fortlanに並ぶ古(いにしえ)の言語の1つですが、 その拡張性ゆえに今でも最新の言語と同じかそれ以上のパワーを持っている(と自分は思っている)言語です。 ロマンしかないので自分も勉強したいと思い、入門しようと思っています。
Lispと言えばEmacsですし、何ならモダンな感じにしたいなぁと思って、検索していたら、こんな記事を見つけました。 note.com
これは、ぜひ入れたい!!! と思ったので、入れました。 その際のインストール作業のメモを共有します。
先にインストールした後のスクショを置いておきます。
こんな感じになりました。カッコいい!
環境
自分はWSL2のUbuntu 22.04.2 LTSでインストールしました。
emacsのインストール
doomemacsはemacsを前提にしているので、まずはemacsをインストールします。せっかくなので出来るだけ新しいバージョンを入れたいと思って、バージョン28.1をインストールしました。(29.1が最新ですが、そっちいれたら推奨してないだったか、対応していないだったかでdoomemacsに怒られました。) www.gnu.org
インストールする過程で初めて知ったんですが、./configure; make; make installしたりするような野良のパッケージって、porgっていうツールで管理できるんですね。 この記事でpacoという名前で紹介されていたのを見て知りました。 少し前までpacoという名前だったみたいですね。 www.na3.jp
doomemacsのインストール
doomemacsはREADMEによると、git cloneを使って直接置くみたいです。
git clone --depth 1 https://github.com/doomemacs/doomemacs ~/.config/emacs ~/.config/emacs/bin/doom install
.config/emacs/bin/以下に置かれるdoomはよく実行するので、PATH通しておいた方がいいです。
$PATH=$PATH:~/.config/emacs/bin/
doom install
すると、~/.config/doom/ディレクトリが出来て、その下に3つ設定ファイルができます。
いれるパッケージとかはそこで設定して、設定したら、
doom sync
すると反映されます。
設定系は以下の記事が詳しいと思います。
qiita.com
ngkz.github.io
doom run
するとdoomemacsが起動します。自分はこんな感じでエイリアスしました。
alias em="doom run"
つまづいた点
doomemacsはいろんなところでアイコンみたいな感じのフォントを使うんですが、それをインストールしようとしたときにつまづきました。
基本的にdoom install
でいれてくれるようなのですが、自分の環境では入れようとすると、doom installが永遠に何も言わなくなってしまうということがありました。
--debugオプション付けてみると、接続まではうまくいっているようですが、そこからやはり無言でした。
全く分からないので、手動でいれるとうまくいったので共有します。 結論から言うと、~/.local/share/fontsに必要なフォントを置けばいいみたいです。
自分はこんな感じでやりました。
まず、doomemacsはall-the-icons.elを使用しているようなので、それをcloneしてきます。
git clone https://github.com/domtronn/all-the-icons.el
次に、そのリポジトリのfonts以下にあるttfファイルのシンボリックリンクを~/.local/share/fonts以下に作成します。
ln -s all-the-icons.el/fonts/*.ttf ~/.local/share/fonts
自分の場合はこれでアイコンの問題も解決しました。
おわり
ということで、これからLispで遊んでいきたいと思います! また、何かやったら記事書こうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。